このページでは、地震災害の防災に必要な知識、情報、災害発生時にすべき行動などをご紹介しています。
実際にこのような場面に遭遇すると、頭が真っ白になって思い通りに行動できない事がほとんどですが
最低限の知識を持っていることで、だいぶ違ってくると思います。
東北関東大震災の時にも、紙一重のところで変わってくるという事もありましたので是非ともご覧下さい。
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日本はご存知のように地震大国であり、災害の中でも遭遇しやすいものであると言えます。
過去にも大きな地震が幾度となく日本を襲ってきましたが、その度に人々は諦めずに復興を遂げてきています。
3月11日に発生した東北・関東大震災からも日本国民全員だけでなく世界中の方々の力で被災地は、いつか必ず
復興できると信じています。
地震災害が怖いのは、震源地が海底の場合、津波を誘発するという事で、内陸部であっても、土砂崩れや雪崩れを
誘発する要因となります。
地震は、火災のように人災ではなく天災ですので、人間の力でコントロールする事はできませんが、それに
備える事はできますので、できるだけの対策をとっておくようにしましょう。更に、地震だけでなく、
地震から誘発される二次災害に対しても同時に対策をとっておく必要があります。
地震災害を防災することで重要なのは、少しでも被害を最小限にすることです。そのために必要だと思うことを
以下に記します。
1.建物の耐震・免震対策
地震大国である日本には、建物の耐震基準がありますので、その基準が設けられている事により建物自体が
地震により壊れるケースは少なくなってきましたが、対策のできていない住居などもあるかと思います。
金銭的な問題も発生しますのでなかなか難しい面もあるかと思いますが、可能な限り対策を行うようにした
ほうがよいでしょう。
2.家財の耐震対策
上記の建物の耐震、免震対策は、近年進んできておりますが、阪神・淡路大震災の際には、家財である
タンスなどの下敷きになって死亡してしまった方が多かったです。
これは、建物の対策はしたものの家財の対策が不十分だった事からきています。
建物の対策が進んできた今、家財の耐震対策の方が重要となってきているのかも知れません。
すぐにでもできる対策を下記に記します。
食器棚やタンスなどは、壁に金具で固定する方法で対策した方がいいでしょう。
食器棚のガラスや窓ガラス等には、飛散防止フィルムを貼るようにしましょう。
重いものを高いところに置かないようにしましょう。
寝室や居間、居室の耐震対策はできるだけ行いましょう。必要があれば、寝る場所を変更しましょう。
すべりやすいものには、すべり止め対策を行いましょう。
プロパンガスがある家庭では、鎖でつないで転倒防止をしましょう。
ブロック塀などは補強しておくようにしましょう。
避難経路を確保する意味でも、常に整理整頓に心掛けるようにします。
3.家族、近隣住民との協力体制
地域によっては難しいところもありますが、家族や近隣住民とのいざという時の協力体制が
しっかりしている事も意識高揚にもなり、大切な事です。
特に、地震の後に誘発される津波、土砂、雪崩れの発生の可能性のある地域の方々は、普段より
意識を高く持っていることが大切だと思います。