被災地以外の人達の出来る事

被災地以外の人達の出来る事とは・・・

このページでは、被災した地域以外の周辺地域の人達、他の日本国民の出来る事についてご紹介しています。
東北・関東大震災では多くの日本国民からのあたたかい救援の手が被災地の方々に向けられました。
一方でわずかですが、食料や水、その他の日用品を買い占めるといった行動を取られた方がいた事も事実です。

世界的に見ても規模が最大級であった東北・関東大震災から復興できる日本であり、地震大国である日本
に住む国民として被災地以外の人達が出来る事を被災された方々のためにやっていきましょう。

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被災地以外の人達が出来る事とは?


この間の東北・関東大震災の時を思えば、被災地以外の人達の出来る事ということで
真っ先に上がるのは、”節電”です。

ご存知のように福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電所のほかに、茨城や千葉にある火力発電所が
ダメージを受け、電力需要に対応する事ができずに、関東地方を中心に計画停電なるものが初めて実施されました。

災害により発電所が深刻なダメージをうけたのは初めてで、原子力発電所事故の一日も早い事態の収束と復旧、
被災地で避難されている方々のために電力を優先的に回すために、被災地以外の方の多くが節電に
協力していると思います。

このように被災地以外の方が出来る事は、発生した災害により様々となる事もありますが、
共通して出来る事もあります。

下記にそれらを記します。

 ○被災地の方々に優先的に物資が回るように、買占め、買いだめをしない。

 ○ボランティア団体、行政を通じて救援物資を送る。
  (個人で送りたい方も多いようですが、受け取る側が混乱するのでやめたほうがいいでしょう。
   被災地を考えればの事です。個人で送ってもまずどこも受け取ってくれる場所はありません。
   また、必要な物や量も災害発生当初と1週間後では違ってきます。
   個人レベルでの対応はしないようにする事も被災地へ物資を有効に届ける方法なのです。)

 ○義援金の寄付にできる限り協力する。
  (但し、義援金を装った詐欺には注意が必要です。信頼できるところで義援金を寄付するようにしましょう。)

 ○個人として不用意に災害現場へ向かう事は控える事。
  (交通機関の交通量を物資を運ぶトラックなどに優先的に使用してもらう意味でも大切です。)

 ○上記同様、不用意に被災地に電話などをしない。
  (どうしても連絡したい場合でも、必要最低限として他の方への配慮を忘れない事)

 ○ボランティアとして現地で様々な活動を行う。
  (こちらも救援物資同様、”じゃぁ”と言って災害現場へ向かわないようにしましょう。
   個人レベルで来られても、被災地は混乱しているため、更に混乱させてしまうようなものです。
   予め、ボランティア団体などに登録しておき、要請を待つようにするといいでしょう。
   また、即時に締結できるボランティア活動保険にも念のため加入する事をお勧めします。)

 ○被災地の近くで助けを求める方にあったら、あたたかい手を差し伸べてあげる
  (県や行政の区分けを超えた協力体制があってもいい)

 などです。

 東北・関東大震災においても、今まで日本人が世界から賞賛されていた震災時でも暴動・強盗などが
 多数発生するといったことはなかったと思います。これは、世界に誇れる素晴らしい事で、日本人が
 他人を思いやる事のできる素晴らしい人種である証拠です。

 被災地以外の人達が、一日でも早い被災地の復興のため、出来る事は難しい事はありません。
 ほんの少し、あたたかい心を持って被災地の人達に目を向け、自分の出来る事をやってみてください。


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