このページでは、大雨(豪雨)の防災に必要な知識、情報、災害発生時にすべき行動などをご紹介しています。
実際にこのような場面に遭遇すると、思い通りに行動できない事がほとんどですが、最低限の知識を持って
いることで、だいぶ違ってくると思いますので、是非ご覧下さい。
大雨(豪雨)について
大雨や豪雨が起きると、様々な災害を誘発します。
例えば、河川が氾濫する洪水災害や、山崩れやがけ崩れなどの土砂崩れなどが代表的なものです。
では、大雨ってどのくらい雨が降ったら大雨になるのでしょか?
実は、以下のような基準が定められています。
気象庁によると、大雨とは「大雨注意報の基準以上の雨量」とされています。
また、大雨注意報は、日本各地の各観測所ごとに設けられており、それぞれ基準が異なっています。
ただし、だいたいの目安でいうと1時間に10〜20ミリ前後で、1日で60〜100ミリ前後の雨量の場合は
大雨ということになるかと思います。
また、豪雨とはどのくらいになるかというと明確にこれという区分がありませんが、豪雨という場合は、
災害に直結するような降雨を呼んでいる傾向があるようです。
ここで簡単な雨量の計測方法をご紹介します。素人でもコップと定規があれば計測できます。
@雨の降っている外にコップなどを置いて、雨がもれ落ちないようにします。
A1時間放置し、コップなどにたまった雨量を定規で計測する
Bこの時の定規の読み値が3cmであれば30mmですので、雨量は30ミリということになります。
※雨量の単位はミリで表します。
正確には、準備するコップなどは、上から下まで均一な大きさのものでなくてはいけません。
均一であれば、コップのように丸くなくても四角形でも八角形でもいいです。
要は、円柱や角柱の形状のものならOKです。
地域にもよりますが、雨量が20ミリを超えると場所によってはがけ崩れの危険が高くなる場合があります。
50ミリ以上になる場合は、土石流や都市部では地下に雨水が流れるなどの危険がかなり高くなります。
80ミリを超えるようですと、大規模災害の危険が高まり、かなり危険な状態にあると言えます。
地域によっては、50ミリ前後で避難する準備が必要になる場合もありますので、お住まいの地域のハザードマップ
などを事前に確認し、水害に関する危険度を把握しておくようにしましょう。
大雨(豪雨)に遭ったら
万が一、大雨や豪雨に遭ってしまったら、どうすべきかをこちらのページで紹介しています。