このページでは、被災した地域へ向かうときに注意したい点などについてご紹介しています。
東北・関東大震災では多くの日本国民からのあたたかい救援の手が被災地の方々に向けられました。
若い人達も多くの方が現地にボランティアとして何か出来る事をしたい。という事で集まっていたという
ニュースをみました。
また、それ以外にも被災地以外から多くの医師や看護士、看護婦が被災地へ向かったとも聞いています。
それらの人のように被災地へ向かうときの心構えをご紹介したいと思います。
被災地へ向かうときは・・・
まず、被災地へ向かうときの大前提として、行政や国からの要請や直接、被災地の方と連絡が取れた際だけ、
被災地へ向かうという行動を起こすようにしてください。
まず、第一に交通状況を一般の車両などで混乱させるような事は避けるためです。
また、当然、人が動けば、行った先で食事をしたり、宿泊するために様々なエネルギーを使う事になります。
それらを被災地で求める事はしないように、各自、食料などは持参する、宿泊なども極力、負担をかけないように
計画するようにします。ボランティアであれば、自分で宿泊先を確保する、寝袋を持参する、食料を持参する事は
常識的なことですね。
また、車などで移動する際も、現地でガソリンを入れるという行為はしないように配慮することも大事です。
足りないようなら、予備タンクなどに補充して持参する事も必要かもしれません。
道路事情も阪神淡路大震災の時もそうだったように、決して良くありません。
パンクが急増したと聞いております。このため、タイヤ交換をするくらいの覚悟を持っていくべきで、
パンクさせて迷惑をかけないように道路の状況を慎重にみながら運転する必要もあります。
また、被災地までの移動ルートは事前に十分確認してから行動するようにしましょう。
次に、健康面で風邪気味だったり、少しでも体調がいつもより思わしくないと思えば、行くべきではないでしょう。
最悪のケースを考えれば、現地に風邪ウィルスやインフルエンザなどを持ち込んでしまう事だってあります。
その逆に被災地で風邪やインフルエンザになる事もあるかもしれません。
最低限、マスクなどをしていく事は必要かもしれませんね。
上記のことは、ボランティア活動をしたことがある人なら常識的に知っている事かもしれませんが、一般の方で
知らない方がいましたら、この機会に是非、おぼえておいてください。
それから、このような災害発生時に被災地に向かう場合は、なるべく団体行動するほうがいいです。
移動効率が上がるだけでなく、何か問題が発生しても複数人で対応する方がいいですので。
災害発生時に被災地にボランティア活動するために向かいたいと思っている方は、ボランティア活動団体へ登録して
おくことをおすすめします。