このページでは、災害発生時の非常食として備えておくべき食料についてご紹介しています。
実際に非常食を食べるといった場面に遭遇することは、ないにこした事はありませんが、地震大国である日本に
住んでいる以上、どんな自然災害に遭うかはわかりません。
備えあれば憂いなし。といいますが、準備してなければ、何も食べ物がなく、時すでにおそしです。
また、当サイトの情報が全てではなく、この通りにすればという保証もありませんが、ご参考になれば幸いです。
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非常食を備える場合におさえておきたいポイントを以下にまとめます。
@家族構成を把握する
どういった家族がいるかによって非常食を準備する量や内容が変わってきます。例えば、小さなお子さんが
いれば粉ミルクと水と水を沸かすための道具などが必要になりますし、高齢者で常備服用している薬などが
あれば、薬も必要になるかもしれません。
このように家族構成を考慮し、各個人の消費カロリーなども算出しつつ、3日分とか1週間分とか
準備するようにします。
A持出用非常食として準備する日数を家族で相談する
持出用非常食として準備する食料の量は、家族間でも情報を共有しておく事が大切で、
例えばリュックサックにつめておくにしてもそのリュックが重くて背負って歩けないようでは
意味がありません。
最悪の場合を想定し、例えば遠く離れた10km先の避難所までその重量で背負っていっても
体力的に大丈夫な量にとどめるようにしないといけないという事も考えられますので、家族で
一日の摂取量や実際の状況シュミレーションなどが必要だと思います。
現在の日本の有事の際の対応状況からは、3日〜5日分もあれば十分と思いますが、どの程度あれば
十分なのかは起きた災害状況やお住まいの地域状況にもよるので、一概にこうだとは言えません。
各自でご判断下さい。
私は、1週間分は確保するようにしています。それと水だけは、1週間分より少し多めに準備しています。
Bなるべく手軽に摂取できるものを準備
ここでいうなるべく手軽にというのは、乳幼児へのミルクなどを除いては、乾パンなどそのまま
食べられるもので水やお湯などが不要のものが良いということです。
実際に避難することになれば、ただでさえ水は貴重となりますので、水なしで食べられる缶詰や乾パン、アメ
カロリーメイトなどが非常食としてはいいと思います。
あとは賞味期限の問題があるので、色々インターネットで探せば賞味期限も長く、非常食として有効なものが
これら以外にも見つかると思います。
C準備した非常食で必ずシュミレーション
@〜Bまでを参考に準備を進めたら、一度は必ずシュミレーションしてみましょう。
シュミレーションとは、実際に用意した非常食で生活してみるということです。そうする事で、足りない、
多すぎるなどが把握でき、体力的にもこの程度までしかできないなど色々とわかる事があります。
また、できればリュックを背負って、多少歩いてみる事も必要だと思います。
そして、シュミレーションをする時期は準備していた非常食の賞味期限が近づいたら行うようにします。
これなら、非常食を無駄にする事なく、必要なもの、不要なものが見えてきます。
準備したら、実際にシュミレーションしてみる事は大切なことですので、是非実行してください。
以上のポイントをおさえて頂き、1回で非常食は”これ”だという風には固まらないでしょうが、何度か
シュミレーションを繰り返して各自の家庭環境、事情にあった食料を準備するようにしましょう。