火災災害(火事)の対処

火災災害(火事)に遭った時の対処

このページでは、火災災害(火事)に遭ってしまった時にすべき行動などをご紹介しています。
実際にこのような場面に遭遇すると、頭が真っ白になって思い通りに行動できない事がほとんどですが
最低限の知識を持っていることで、だいぶ違ってくると思います。
東北関東大震災の時にも、紙一重のところで変わってくるという事もありましたので是非ともご覧下さい。

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火災災害に遭ったら


  不幸にも火災火事)災害に遭ってしまったら、どうすべきでしょうか。

  状況にもよりますが、まずは消防署への速やかな連絡と周囲への連絡が大事で、大声で”火事だー!”と
  叫び周囲に火災が発生した事を伝える必要があります。

  火災発生時は、一人で解決しようとしてもパニック状態となっている状況ではうまくいかない事が
  多いため、決して一人で解決しようと思わないようにしましょう。

  上記を怠ると想像以上の大惨事に繋がることだって考えられますので。

  消防署への連絡は、早ければ早いほどいいです。連絡が遅れる事はそれだけ状況が悪化する可能性が
  高くなると思っていいかと思います。

  また、連絡する際には自分の身の安全を確保しながら行うようにしましょう。

  火の手がまわってくるようなら、まずは避難して、それから消防署へ通報するようにします。

  消防署へ連絡する際のポイントは、以下の点を落ち着いて正確に伝えるようにすることです。
   ○火災発生場所:正確な住所
    近くにある目印のようなものも一緒に伝える
    例 公共の施設など マンションなどの場合、何階かも伝える
   ○状況: 台所で天ぷら油に火がついた・・。など
   ○通報者の氏名、連絡先:自分の名前と電話番号を伝える。
    携帯電話は念のため、切らずに繋いだままにしておくようにします。

  上記を行った上で、余裕があり、自力で消化活動できる程度であれば、消化活動をするようにします。
  自力で消火活動ができる範囲は、天井にまで火の手がまわっているかいないかで判断しましょう。
  天井まで火の手がまわっているようなら迷わず避難した方がいいです。

  また、消化器でなくてもホースで水をかける、水で濡らした布で火元を覆い被せるなど状況により
  消化の方法は色々とあります。万が一に備え、消火器の使用方法や一例を紹介しておきます。

  消火器の使い方
   1.黄色の消火栓を上に向かって引き抜く
   2.黒いゴムホースを外し、先端を火元に向ける (火元からは最低でも2、3メートルは離れる)
   3.レバーを強く握る → 消化剤が出る
   4.火元に消化剤がかかるように左右にゆっくり振りながら消化活動を行い、消化剤が全て出るまで行う。

  天ぷら油の火災の場合
   油の場合、水をかけてはいけません。大きめのシーツなどの布を水で濡らしてしぼり、
   火元に覆い被せるようにします。(この時火傷しないように注意しましょう)

  ホースで水をかける場合
   電化製品などからの火災の場合、水をかける前に感電しないようにコンセントから
   電気コードを抜くようにしましょう。

   すぐに水をかけるのは危険なので、まずは慌てないで濡らした大きめの布などで電化製品を覆い、
   電気コードを抜いてから消化活動するようにします。

   これ以外の家庭内の火災では、消化器や水による消火活動が有効ですので、
   できるだけ行うようにしたいですね


  自力での消火活動が困難な場合は、無理せず避難してください。
  天井まで火の手がまわっている、まわってしまった場合は、消火活動中でも、すぐに中止して
  避難するようにしましょう

  避難する際は、当然、自分の身の安全を確保しつつ避難する事が重要で、煙を吸い込んでしまいそうな
  状況であれば、ハンカチやタオル、最悪手で口を覆い、ヘルメット等があれば着用するようにします。

  ヘルメットがなければ帽子でも金属片やガラス片が直接、頭皮にあたる事を避けられるので
  何か頭に着用できるようなら着用するようにしましょう。

  とはいえ、このようなものが近くにある状況は考えにくいので、とにかく、すぐに避難するように
  した方がいいですね

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