ゴルフ用語|か行

用語一覧

ゴルフをやる人の間で交わされる会話には、そのスポーツ独特の用語があります。

こういう知識を増やしていくことで、周りのみんなとの会話も楽しくできるようになるので、少しずつ確実におぼえていきましょう。

わかり易いように50音別でページ構成しています。

ガイディングポスト
目標杭のことで、コースによっては、ティグラウンド前方のフェアウェイが 高くなっていて、その先がどうなっているか見えない場合があります。
そのような場合、グリーンがどっちの方向にあるのかを示す目標の杭やポールが立っていることがり、これらをガイディングポストと呼びます。
カット
クラブヘッドがボールの右外側から左内側に向かって抜けていく軌道になるアウトサイドインのスイング軌道で打つことをカット打ちとかカット軌道といいます。
カット軌道の場合、ボールには右回転がかかり、右に曲がる球筋になります
カップ
各ホールのグリーン上にある穴の俗称です。正式名称は、ホールといいます。
カート
ゴルフ場で人とキャディバックなどを載せて運ぶ車のことをいいます。
自動で決められたカート道を走るもの、キャディバッグのみ載せられるものなどもあります。
ガードバンカー
グリーンの周囲に配置されているバンカーのことをいいます。
このガードバンカーは和製英語であり、バンカーとは、本来グリーンをガードするもの。ガードもその通りのいみでありガードバンカーは同じ意味の言葉の重複用語です。
ギア効果
アイアンのフェースの溝とボールに刻まれた丸い凹みとが、歯車のように噛み合ったようになることをギア効果と呼びます。
ちょうど、溝と凹みの噛みあいがギアのようにからまることからこう呼ばれています。
このようになると、ボールに回転(スピン)がかかります。
ボールを打つポイントがスウィートスポットから左右に外れると、ボールにスライススピン(右回転)やフックスピン(左回転)がかかったりします。
キック
ショットで打ち出したボールが地面に落ちた際に、地面に当たり、思わぬ方向へ跳ねること。
よくカート道などに落ちるとそれにより予想以上にバウンドして飛距離が出ることがあります。
また、フェアウェイを外れラフのほうに飛んだボールが斜面などに落ちるとキックしてフェアウェイに返ってくることがあります。
キックポイント
クラブのシャフトは、スイングの際にしなるように出来ています。
このしなりの場所は、クラブ毎にどこが一番曲がるかは変わってきます。
キックポイントとは、このしなりの最も曲がる点をいいます。
一般的に、キックポイントがヘッドに近い方がボールが高く上がりやすいといわれています。
ギブアップ
競技を途中で棄権すること。
また、マッチプレーでは、現在プレー中のホールの敗北を認めることです。
ただし、ストロークプレーではギブアップできず、必ずホールアウトしなければならない規則になっています。
キャッシュインパター
パターのヘッド中央にシャフトがついたT型パターのことを呼びます。
キャディフィー
キャディさんに支払うお金の事です。
キャディマスター
各コースでキャディの指導・管理にあたる倶楽部の責任者のことです。
普段は、プレーのスタート時間の調整などを行っている場合が多いですね。
キャビティアイアン
アイアンのフェースの裏側がえぐられたアイアンのことをキャビティアイアンと呼びます。
スウィートスポットが広いのが特徴で、また、重心が低いためボールが上がりやすいアイアンで、初心者向きのアイアンといえます。
ギャラリー
競技大会の観戦者をいいます。
キャリー
ボールを打った時の滞空飛距離をいいます。
落ちてからもランが出て(転がりが出て)ボールが飛んでいきますが、通常、飛距離というとキャリーで○○ヤードというのが一般的です。
キャリーオーバー
引き分けたホールの勝負を次のホールに持ち越すことを言います。
キャロウエー方式
ハンディキャップの算出法で、略式化された方法のひとつです。
グースネック
ネックの部分が曲がっているアイアンクラブのことです。
特徴としては、ヘッドがシャフトよりやや遅れて出る効果があります。
グラスバンカー
バンカーのような窪んだ場所ですが、そこに砂ではなく、長く伸びた芝が生えている場所のことです。グラスバンカーという名前ですが、この場所はハザードではありません。
クラブ
説明せずともわかると思いますが、ボールを打つための道具のことで、大別するとドライバーなどのウッド、アイアン、パターの3種類があります。
クラブフェース
ゴルフクラブのボールを打つ面のことをクラブフェースと言います。
クラブヘッド
ゴルフクラブにおけるボールを打つ先端部分のことをいいます。
クラブレングス
ゴルフクラブの長さのことです。
ルール上でよく出てくる「1クラブレングス以内に…」の1クラブレングスとは、このことで、クラブ1本の長さ以内の距離という意味です。
グランドスラム
4大メジャー大会のタイトルを1年間で全て獲得する偉業のこと。
4大メジャー大会とは、アメリカで開催されるマスターズと全米プロ、全米オープン、イギリスの全英オープンの4つのことです。
クリーク
5番ウッド(5W)の別名です。
または、コース内に流れている小川のこともクリークと呼びます。
クリーンショット
ボールを打つ際に、芝や土を取らずに直接ボールにコンタクトして、ボールだけを打つことをクリーンショットといいます。
ボールをクリーンに打つ。などとも表現されます。
グリーンキーパー
ゴルフコースを管理する職員のことをいいます。
グリーンキーパーの仕事としては、例えば、毎日のカップの位置を決め移動させることなどがあります。
グリーンフィ
ゴルフコースの利用料金のことです。メンバーとビジターは別料金になっていて、メンバーとは会員になることで、会員登録は無料の場合が多いです
グリップ
ゴルフクラブの手で握る部分のことです。
または、握り方をさしていいます。
握り方には、基本的に以下の3種類があります。
1.オーバーラッピンググリップ:左手の人差し指と中指の間に右手の小指を上からかぶせるように置く握り方のことです。
2.インターロッキンググリップ:左手の人差し指と右手の小指をからませる握り方のことです。
3.ベースボールグリップ:左手の人差し指側面と右手の小指側面がぴったりつける握り方
1や2のようにからませたり、うえからかぶせたりしないグリップ
(上記は全て右打ちの場合の説明)
クレーム
違反をしたと思われるプレーヤーに対して抗議することをいいます。
クロスバンカー
フェアウェイ上を遮断する形で横切っているバンカーのことです。
クロスハンドグリップ
パターを握るときに行うグリップで、右手を上にして、左手を下にした握り方のことです。
このグリップの特徴は、右手の力を殺すことができ、微妙なパッティングに向いています。
グロス
1ラウンド(18ホール)で打った打数(ストローク)の総数のことです。
ハンディキャップのある競技大会では、ハンディキャップを引く前の打数のことを意味します。
クローズドスタンス
スタンスを取った際に、両足のつま先を結んだ線が、飛球線に対して右を向いている構えのことをいいます。
基本的にクローズに構えるとフックボールが出やすくなります。
クローズドフェース
飛球線に対し、クラブフェースが左を向いていることをいいます。
クローズドフェースで打つと、ボールにフックスピンがかかり、打球はフックして左へ曲がります。
グローブ
ゴルフ用品である手袋のことです。
ゲーム
競技大会のことやゴルフそのものをいう場合もあります。
コースマネジメント
1ホール(1コース)単位で攻め方を組み立てることをいいます。
グリーンに対して、どの方向から攻めればやさしく攻められるかを考え、そのためにティショットの第1打の落とし所から次の1打をどこに打つのかという具合にボールをどこへ運びながらグリーンまでのせるかを考えること
コースレイティング
そのコースの難易度を示す基準のことです。
コースの距離や地形、ハザード等の条件を考慮して決められています。
査定はUSGA(米国ゴルフ協会)方式によって行われており、コースレイティングは、スコアカードに記載されています。数字が大きい方が難易度が高く、数値が小さい方は難易度が低いとなります。
コースレコード
そのコースで行われた公式戦での最高記録(ベストスコア)のことです。
一般的に男女別、プロ・アマ別に表示されています。
コック
ゴルフクラブを振り上げるバックスイング中に手首を親指方向に折ることをいいます。
上記のように正しいコックというのは、左手首を親指側に折ることで、内側や外側に折ると様々なミスショットの原因になります。
コンセントレーション
一般的に使われるのと同じで、ゴルフにおいても精神集中を意味します。
コンシード
マッチプレーにおいて、相手の残したパットの省略を認めることをいいます。
いわゆる”OK”というものですね。
通常”OK”がもらえるのは、残りのパットの距離が1グリップ以内というのが一般的です。
コントロールショット
ボールの方向性と距離を重視する打ち方で、フルスイングしないでスリークウォーターくらいのショットのことです。
主に短い距離を打つ時などに行います。
コンパクトスイング
大振りしたり、力を入れ過ぎないスイングのことで、ムダを省いた打ち方のことです。この打ち方がマスターできるようになるとスコアも確実に伸びてきます。
コンプレッション
ボールの硬さを示す用語として使われています。
※言葉のもともとの意味は圧縮という意味です。
コンペティション
俗にいう、いわゆるコンペのことです。(競技会)優勝カップや賞品などを用意し、仲間内でやるコンペに参加して磨いた腕を試しましょう。