ハンドファーストで正しいインパクト
このコラムは、ハンドファーストの正しいインパクトでボールを打つためのコツをまとめたものです。
まず、アドレスが正しいアドレスである必要があります。
7番アイアンを例にして説明すると、ボール位置は、身体の中心より少し左足寄りで(ボー半個から1個程度)、別な言い方をすると左足付け根の正面付近となります。
そこに肩の力を抜いて、お尻を落とし過ぎずに背筋を伸ばしてアドレスし、クラブをグリップした手の位置は、左足太ももの内側正面あたりにセットします。
この状態ができると自然とボールに対してクラブヘッドがハンドファーストの状態になっているはずです。
簡単に言えば、この状態をインパクトの瞬間にも再現すればいいわけですが・・。
再現させるコツとしては、両腕の力を抜くこと。左右に体重移動を極力、行わないこと。(全く行わない手打ち状態とは違います)
この通常のアドレスをした状態から左足に9割体重を移動させ、グリップの位置は左足内側太ももの前のままにしておきます。
この形がハンドファーストでボールにコンタクトする形になっているはずですので、この状態で(左足に9割体重を乗せたまま)ゆっくりとバックスウィングを上げてボールを打つようにします。
スイングの振り幅は、最初は3時ー9時くらいでいいでしょう。慣れるまではこの振り幅で何球もやってみてください。慣れてきたら、振り幅を大きくしますが、フルスイングは必要ありません。
最大でもスリークウォーターくらいでいいでしょう。
正しいハンドファーストで打てていれば若干のドローボールが出るはずです。
なかなかドローボールが出ない場合は、まずは、このハンドファーストの形をしっかり体に記憶させ、反復練習をしてみましょう。
記憶させる方法として、ボールを打たないほうがより有効ですので、例えば、車の古タイヤなどの重いものをハンドファーストの構えをした状態で、左足に体重をのせて、腰をスライドさせ回転させるようにしてクラブヘッドでタイヤを押す練習をしてみましょう。
少しずつハンドファーストの形でインパクトする感覚を体が覚えてくれるはずです
がんばってみましょうね。