パットの距離感を掴むには？

パットの距離感をつかむには、まず両手のグリップの力を抜くことから始めます。

プロなどは歯磨き粉のチューブを持ってほんのわずかしか中身が出ない程度の力でグリップをしていると話をしている方もいるようです。

上記のように具体例を参考にしながら、力の抜けたグリップをまずマスターしましょう。軽く握るグリップがマスターできたら、自分の中でパターを気持ち良く振りやすい幅とリズムを見つけてください。

リズムは、他のアイアンなどを打つ場合でも一緒ですが、ドライバーからパターまでのリズムはなるべく一定であるほうがいいです。

一定のリズムで振れたほうがゴルフの上達が早くなりますからね。

ですので、自分の得意クラブでボールを打つ際のリズムを参考にしてパターでの１番振りやすいリズムを見つけてみてください。

次に、自然に振りやすい振り幅も見つけてください。出来るだけリラックスした状態で振りやすい振り幅を決めます。

このリズムと振り幅が見つかったら、この状態でボールを打ってみます。

この時に、軽く歩く歩幅が大体１ｍ弱くらいですから、どの程度打てたかを歩測して確認してみましょう。

例えば、５ｍ転がったとすれば、この５ｍの距離感をまずは徹底的に磨きます。

同じ場所でなら１０球打って１０球ともほぼ同じ場所に止まるように練習します。

あなただけの絶対距離を決めるのです。

ここからは、例えば、５ｍが絶対距離ですから、２ｍのところに目印として、ティを差したりして先ほど決めた気持ちよく振れる振り幅を調整するようにします。

５ｍに対して２ｍですから、振り幅は小さくなりますね。

この時の幅は人それぞれですが、このように基準を決めてから距離感はパターの振り幅で調整するようにするとパッティングが上達します。