バンカー内でボールのライが変わったら？

ケース：

バンカーに入っていた自分のボールが、これまた同じバンカーに入っていた同伴者のバンカーショットによって、ボールに砂がかかり、ライが変わってしまったので、元の状態と同じようになるように砂を取り除いてボールを打った。

●ペナルティの有無

無罰です。

この場合、ボールにかかった砂やボールの周囲に飛んだ砂をほぼ元の状態になるように取り除くことができます。

ライも最初にあった時とほぼ同じように元に戻すことができ、そのライの上にボールをプレースすることもＯＫです。

いずれかの処置をとって、プレーを続けます。

 

●自分のボールがバンカー内に止まった時のライやボールの状態は、確認の上、その状態に戻すことができます。

規則でも、プレースやリプーレスすべきボールのライを変えられた場合は、バンカー内では、最初のライに近い状態に復元し、そのライにボールをプレースするとしています。

 

●ライの復元は、ライを変えられたプレーヤーが行うか、または変えたプレーヤーが行います。

 

規則上では、ライを変えられたプレーヤーに、最初のライにできるだけ近い状態に復元しなければならない義務があるとされています。

（※ライを復元できる権利があるということです）

この場合、ライを変えられたプレーヤーがライを復元する時に手やクラブで砂にさわっても、ハザードの状態をテストしたという反則には当てはまりませんので、ご安心を。

但し、必要以上に確認するようなことはしないでくださいね