アイアンの飛距離が出ない・変わらない
アイアンでの飛距離不足の原因は、適正なインパクトが出来ていないことが考えられます。
よくハンドファーストで打つといいますが、アイアンショットでは、このハンドファーストで打つことがとても重要で、更にもう一点がインパクトからフォロースルーまでの間で、ヘッドスピードが最大となるようにスイングすることが重要です。
ヘッドスピードの上げ方については、グリップを軽く握り、腕全体の力を抜いて軽く振り抜くように練習しましょう。
力を抜いて打つことがヘッドスピードを上げるコツで、力が入るほどヘッドスピードが落ちると思って間違いありません。
ヘッドスピードを上げたいなら、力みは厳禁ということですね。
そして適正なインパクトにすることについては、簡単に言えば、7番アイアンのロフト角でスイングした場合、アマチュアのほとんどの方は、7番アイアンのロフト角以上の角度がついた状態でインパクトしているためボールの飛距離が出ない状態となっています。
初心者になると、実際のインパクト時には7番アイアンのロフト角が8番、9番などのロフト角と同じ程度まで大きくなった状態で打っていることになります。
わかり易くいうとすくい打ちのような状態になっています。
これをハンドファーストでインパクトするようにすることで、7番アイアンのロフト角から6番や5番のロフト角と同じ角度でインパクトできるようになるのです。
こうすることでボールの飛距離が出るようになります。
練習方法としては、通常のアドレスをした状態から左足に9割体重を移動させ、グリップの位置を左足内側太ももの前に持ってきます。
こうするとハンドファーストでボールにコンタクトする形になるので、この状態でゆっくりとバックスウィングを上げてボールを打つようにします
うまくハンドファーストで打てていれば若干のドローボールが出るはずです
もし、ドローボールが打てなくても少し練習すれば打てるようになりますので根気よく練習してみてください。
またはこのハンドファーストのインパクトの形をしっかり体に記憶させる方法として、自動車の古タイヤなどの重いものをハンドファーストの構えをした状態で、左足に体重をのせて、腰をスライドさせ、回転させるようにしてクラブヘッドで古タイヤを押す練習をしてみましょう。
このハンドファーストでのインパクトがマスターできると飛距離アップとともにボールのつかまりも良くなってきます。是非お試しあれ。